皆さんは復習のタイミングをどのように取っていますか?

脳が覚えたはずのことがらを忘れ始めるタイミングにあわせて復習ができるといいですよね。
では、そのタイミングとはいったい・・・

■覚えた直後が最も忘れやすい
忘却曲線1右のような図を見たことがありますか?
『忘却曲線』と言い、脳がものごとを忘れていく量と時間をの関係を表したものです。

覚えた直後から忘れ始めていくのガよくわかりますよね。しかもその極めて急速であることもわかります。
定期試験が済んだらあっというまに忘れてしまうのはこのためだったのです。せっかく勉強したのにもったいないですね。


■復習は、まず翌日または翌々日に!
忘却曲線2ということは、覚えた直後の急速な忘却曲線を防ぐことがまず大切。学習した翌日または翌々日の復習が極めて効果的です。それだけで忘却曲線が緩やかになります。

48時間後にはすっかり忘れてしまうのです。だから、翌日または翌々日の復習が非常に大切なのです。

学校や塾においても、テストのためにだけ集中して覚えて合格しても、そのあとのフォローがなければ効果は非常に薄いのです。

理想的な復習のタイミングは次のようになります。これが『受験勉強』なんです。覚えた直後から忘れ放題の定期テスト対策と大きく違うところです。


■まず翌日または翌々日、その1週間後、さらにその2週間後・・・
忘却曲線3実際にこの通りをやるのは努力が要るものです。しかし本当に成績を上げたいなら、覚悟を決めて理想を追い求るしかありません。それに挑んでこそ受験勉強の意義があるといえます。

この忘却曲線と闘いやすくした画期的なツールが、東進の高速暗記システムです。そして、さらに神辺校には独自のTLT e-ラーニングシステムも備え、科学的な根拠と手法に基づいて忘却曲線を攻略しています。


■最新脳科学が教える、高校生の勉強法
お奨めの本です。気鋭の脳科学研究者が、科学的根拠に基づいて脳のルールや記憶のメカニズムを分かりやすく説き、「記憶力を鍛える方法」を伝授する受験生必読の書。大人の人にも絶対お奨めできます。
 ・復習はどのタイミングでするのが一番よいか?
 ・記憶には、どれくらいの睡眠時間が必要か?
 ・勉強の教材はどのように使えばよいか?
 ・記憶力を最大限に高めるためには、どうすればよいか?
 ・暗記がきかない科目は、どうすれば攻略できるか?
などなど、私たちが勉強する際に常々感じていた疑問に、片っ端から答えてくれます。
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