自立した一人前の人間になる
■自由と責任と自立
 人間の本質的な幸福は「自由」です。それは、まさに人が人として生きていく上で最も大切な状態です。そして、現代社会における「自由」の大前提となるのが「自立」です。国は「独立」してはじめて国家としての自由を認められます。人もまた「自立」することで一人前とみなされ自由を手にすることができるのです。

 「自立した一人前の人間になる」ということは、社会の一員としての責任を果たしつつ、自分自身で物事を判断し、自分の人生を自ら切り拓いていく、そのようなたくましい力を身につけることです。東進では、高校生諸君がこれまでの人生の中で経験したことのない最大級のハードルである「大学受験」を通して「自立」に大きく近づくことを目指します。

 福沢諭吉が日本国独立に向けて、日本国民一人ひとりの独立自尊を高らかに唱えたその精神が、百数十年の時を越えて、東進の教育哲学の中に息づいているのです。

■「知の時代」をリードする
 21世紀「知の時代」。ITやBT(バイオテクノロジー)といった科学技術の驚異的な進歩は、たとえば人の寿命を飛躍的に延ばすという、これまでの価値観すら変えてしまう勢いで今日も進んでいます。人間の知の未来は、人類に果てしない夢を抱かせてくれるでしょう。一方、便利で裕福な社会が個人の「自立」を妨げる要因となると同時に、「知の時代」をリードする人とそうでない人の、いわゆるインテリジェントデバイド(知的格差)により生活水準の格差が大きく広がっていくことも事実です。


 「本当に学力を伸ばす予備校」の誕生
■「知識」や「学力」が「一人前の人間として生きる力」の基盤
 このような歴史の転換点と言えるこの時代において、自立した一人前の人間の育成は、国家存続の大前提であり、私たち教育に携わる人間の使命であります。

 自立した一人前の人間として生きていくための力とは何か。それは「判断力」や「創造力」であり、決して学校で習う雑多な「知識」や「学力」ではないというような議論をよく耳にします。確かに、生きる力とは「判断力」や「創造力」と言えます。しかし、これらの力こそは「知識」の組み合わせから生まれる、言わば「知識」の集大成であり、当然「知識」が増えれば、その力は幾何級数的に伸びていきます。私たちは、「知識」や「学力」が「一人前の人間として生きる力」の基盤を作っているのだという事実をしっかりと認識しなければなりません。

 だからこそ私たちは、「本当に学力を伸ばす予備校」であることに、とことんこだわっています。もちろんそれはその延長線上にある「自立した、社会に貢献する人財を育てる」という教育目標の実現を思い描いてのことです。

■既存のスタイルにとらわれない21世紀教育法
 東進のカリキュラムや、ITを駆使した教育システム等、従来の予備校とまったく異なる学習法を目の当たりにして驚かれた人も多いと思います。従来の予備校では、「生徒を教室に集めて授業を行う」ことが目的化されていることに対し、東進は「本当に学力を伸ばす」ことにとことんこだわり続けてきたからです。既存のスタイルにとらわれず、常に理想の予備校を突き詰めて行った結果が、東進の21世紀教育法なのです。


 「教育の機会均等」実現に大きな一歩
■いつでも、どこでも、だれにでも
 一方、私たち東進は「教育の機会均等」という理念を掲げています。それは「いつでも、どこでも、だれにでも、最新にして最高の教育を」と言いかえることができます。

 1985年、大学受験予備校「東進ハイスクール」を東京・吉祥寺に創設。そして1992年、通信衛星を活用した東進衛星予備校の誕生により、東進の大学受験ネットワークは、全国に広がりました。この理念のもと、東進に集結した予備校界トップレベルの実力講師陣による授業、過去20年分にも及ぶ入試問題データベースや模擬試験によって裏付けられた確かな教育コンテンツ、そして最新の技術を取り入れた教育システムを駆使し、生徒の居住する地域にかかわらず全国どこにでも、最高品質の教育指導を提供することに邁進してまいりました。

 その結果、いまでは首都圏を中心に60校舎(2005年12月現在)を展開する東進ハイスクール、北海道から沖縄まで全国すべての都道府県に800校舎を配し、約10万人の生徒が通う東進衛星予備校と、東進ネットワークは、現在全国最大規模の教育機関として、皆様からの信頼をいただいております。

■全く新しい形の指導スタイル
 そしていよいよ2006年春、VOD(Video On Demand)の導入により、全国のご家庭に東進の指導を持ち込むことが実現しました。VOD受講およびその内容をパーフェクトマスターするためのオンライン確認テストと講座修了判定テスト、さらに、磐石の基礎学力を身につける「高速暗記オンラインシステム」といった、在宅で学習できるプログラムを次々と開発。これらは、まさにITの飛躍的な進歩と東進のフロンティア精神によって成しえた、全く新しい形の指導スタイルであり、私たちの理念である「教育の機会均等」の実現に大きく寄与するものであります。

 私たちの本当の願い
 東進の21世紀教育法は、その活躍の場を家庭にまで広げ、今後もさらに進化し続けていくことでしょう。この21世紀教育法があれば、成績アップも志望校合格もそう難しいことではありません。

 しかし、私たちの本当の願いは、あくまで、高校生のみなさんに、自分の人生を自分で切り拓くことのできる自立した一人前の人間に育ってもらうこと。さらには、将来、社会に貢献する人財となってもらえればこれに勝る喜びはありません。

 
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